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F04A

全幅:11.7m
全長:19.20m
全高:5.02m
自重:13,757kg
巡航速度:919km/h
最大速度:M2.2
戦闘行動半径:870km
乗員:2名



西側を代表するベテラン戦闘機

  F-4は海軍の全天候戦闘機として開発され、原型機F4H-1が1958年に初飛行し、 1961年10月から実戦配備された。当時、海軍と空軍の戦闘機を統一することによるコスト削減が強く求められており、 この要請を受けた空軍が海軍から借りたF4H-1の試験をしたところ、 戦闘爆撃機として極めて高い能力を有していることを確認した。 その結果、空軍の規格に合わせたF-4Cの量産発注を1962年3月に行なうに至った。
その後、攻撃精度を向上したF-4D、そして本機F-4Eへと続いていく。 F-4はもともと海軍の全天候でのミサイル迎撃という運用に基づいていたため、 機関砲の固定装備は行なっていなかった。しかし接近しての空中戦になれば機関砲は不可欠であり、 空軍は当初F-4Dに機関砲ポッドを装備することで対応していた。 やがて固定装備として機関砲を搭載する機体が必要となり、これが機首にM61A1 20mmバルカン砲を装備したF-4Eの開発へと繋がった。 他にもレーダーをソリッドステート化(電子装備に使われている真空管をトランジスタなどの小型電子部品に置き換えること)したAN/APQ-120に置きかえるなどの改修が施され、 F-4はこのE型において頂点を極めたといって良い。またF-4の本家である海軍でもF-4Bから第2世代のF-4Jへ、 そして近代化改修型のF-4Sと続いていった(海軍型は現在、全機退役している)。
F-4が成功した要因として、優れた空力設計による高性能と、兵装搭載量が大きいという特徴に加えて、 大きな推力重量比を持ち機動性にも優れていることが挙げられる。 双発大型戦闘機という思想はこのF-4によって確立されたといえる。 これによりF-4は西側諸国を中心に採用が相次ぎ、1981年までに5,195機という大量生産が行われた。 すでに初飛行から40年以上が経過し、さすがに旧式の感は否めないが、これまでに幾度と無くバージョンアップし、 数え切れないほど改良に改良を重ねたF-4は、現代でも十分通用する戦闘機となっている。






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