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F05E

全幅:8.13m
全長:14.69m(ピトー管含む)
全高:4.46m
自重:4,392kg
巡航速度:833km/h
最大速度:M1.6
戦闘行動半径:1055.6km
乗員:1名



軽戦闘機のベストセラー

  F-5Eの前身となるF-5Aは簡素で安価なジェット戦闘機として多くの国で採用され、好評を博していたが、 東側の戦闘機の能力が高まっていく中で本機にもその能力向上が求められるようになり、 能力を向上したF-5Eが開発された。F-5Eは、機首部と操縦席周りはF-5Aのものを基本とし、 それ以外の胴体は構造を一新した。エンジンにはパワーアップ型のJ85-GE-21を装備し、 より大きな空気流入量を確保する為、空気取り入れ口を拡大した。 後部胴体側面にルーバー式の補助空気取り入れ口も増設し、重量が増加した分だけ主翼を広げて、 翼面積を増加した。主翼端の増槽は廃止され、翼端部はサイドワインダーAAMの専用搭載ステーションとなった。 また、前後縁のフラップを空戦フラップとして使用できるようになった為、機動性が向上した。 F-5Eでもたらされたより大きな変化は、レーダー火器管制装置AN/APQ-153の装備である。 このレーダーは機能が限定されていたが、価格が安く重量がわずか50kgというものだった。 それまでのF-5には光学照準機しか装備していなかった為、戦闘機としての総合的な能力は格段に向上している。
F-5はシリーズを通して細く、くびれた胴体を持っているがこれはエリアルールの法則が適用されている為だ。 これは機体が加速し、特に音速を超える為にはなくてはならない措置だ。簡単に説明すると、固定翼機の場合、 一般に胴体の重心付近に主翼がつくが、その部分の胴体は大体において一番太い。 その太い胴体に更に主翼という大きな抵抗体がくっつくから、空気抵抗は両者の和により更に大きなものになる。 これを放置しておくと飛行機は速度を上げようと思っても抵抗が増えた分だけ思うように加速することが出来ない。 そこで主翼の抵抗ぶんだけ胴体を削ってしまえば、 抵抗はプラスマイナスゼロとなり気流がスムーズに流れるようになるという寸法である。
F05Eは、1973年から引き渡しが開始され、 最終的には1400機以上(F-5Aでは1,200機以上)という前作を上回る大量生産が行われた。 また、機体サイズや性能がMiG-21に近く、仮想敵機としても使用された。






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