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R-M01

全幅:10.90m
全長:15.30m(ピトー管を含む)
全高:5.34m
自重:9,750kg
最大速度:M2.0
戦闘行動半径:550〜1092km
乗員:1名



海・空軍向けの多目的戦闘機

  R-M01は空軍ではMir2000、海軍ではF8の後継機として開発された多目的戦闘機である。 R-M01は基本設計の段階から、F/A18並みの多彩な武器搭載能力に加えて、F16級の空戦機動性能、 そしてMir2000に劣らない超音速飛行性能と余剰推力、さらに中型空母上での離着陸能力と、 艦内での取り扱いの良さを求められた。
R-M01は新開発のM88エンジンを搭載する予定であったが、開発が間に合わない事が分かっていた。 そこでまずF/A18などに搭載されているF404エンジンを装備した研究機を作って新技術の評価などの基本的な開発を行ない、 エンジンが完成した時点でM88装備機による本格的な飛行試験に入った。
R-M01はデルタ翼の翼端を切り落とした形の、クリップドデルタ型の主翼を採用。 これに全可動式のカナード翼を組み合わせており、デジタル・フライ・バイ・ワイヤによって操縦を制御している。 これにより大きな迎え角をとったときに空気抵抗が増大するデルタ翼の弱点を補っている。 カナード翼の形状や配置は、最適な空力効率を得て安定した操縦を可能にするとともに、 パイロットの視界を何ら損なわない事を追求したものになっている。 空気取り入れ口はシンプルな固定式なので、 最大速度はマッハ2にとどまっているが、その分ステルス性を考慮した巧みな設計が適用されている。
コックピット内部の計器盤はグラスコクピット仕様となっており、 パイロットの作業量を最小限にとどめ作戦任務に集中できるように表示装置類がレイアウトされている。 表示装置の制御や兵装システムの選択や使用などは、スロットルから手を離さずに行なえる「HOTAS概念」が導入されている。 またパイロットは、ヘルメット装着式照準及び表示装置(HMSD)を使用する事も可能だ。 これを使えば、パイロットは機体を動かさなくても頭を動かすだけで、目標を捕らえる事ができる。 座席は後方に29度傾いていて、脳と心臓の垂直距離を短くする事によって人間の対荷重耐性を高めている。 これによって高機動時に伴う高G環境下でのパイロットの負担が軽減されている。
R-M01の海軍型は、基本的には空軍型と同じシステムを装備しているが、運用上の違いからいくつかの相違点がある。 降着装置の強化やアレスティングフックの再設計により、自重が6.5%増加する。とはいえ、 海軍型と空軍型とは機体構造や重量の80%、システム関連に至っては95%もの共通性を有し、コストダウンに貢献している。 R-M01はこれまでデルタ翼では不利といわれてきた空母での適合試験でも好成績を収めており、 開発は順調に進んでいる。将来的には次世代を担う多目的戦闘機として、重要な位置を占める事は間違いない。






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