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| Aircraft select | ■ ■ ■ ■ S37A 全幅:16.70m 全長:22.6m 全高:6.4m 自重:25,670kg 最大速度:M2.1 乗員:1名 |
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■ ■ ■ ■ 前進翼のデモンストレータ S37は先進技術のデモンストレータとして開発された機体だ。 とはいえ機関砲を固定装備し、胴体に兵器倉を備えることから、 実戦配備を意識して開発されたと見てとれる。 S37の最大の特徴は、主翼が30度ほどの前進角を持っている事である。 前進翼の主翼に加えて、カナード翼と普通の水平尾翼まで持ち、全部で3つの翼面がある。 このように、主翼とカナード、水平尾翼を持つ機体をスリー・サーフェイス(三翼面)形態と呼んでいる。 スリー・サーフェイス形態は機種の上げ下げ(ピッチ制御)と前後の傾きの調整(トリム) の機能をカナード翼と水平尾翼に振り分けて、合理化を図る発想である。 ただ、スリー・サーフェイス形態では飛行制御システムが複雑になり、高度な制御技術が必要になる。 前進翼のメリットは、大きな迎え角をとった際にも、主翼の端には常に安定した気流が流れて、 補助翼の効きが最後まで保たれる点があげられる。この為前進翼は、 大迎え角を利用する高機動の戦闘機に向いていると考えられる。しかし一方では、 発生する揚力と主翼の端の迎え角が増大すると主翼構造を「ねじ曲げる」力が働くという性質が現れる。 迎え角が増大すれば主翼にかかる力はますます大きくなり、 さらに主翼はねじれて最後には空中分解に至る危険がある。前進翼の利点は昔から知られていたが、 実用化した機体がほとんどないのはこの為だ。 前進翼の機体が実用に耐えられるようになったのは、複合材料で主翼の構造を造れるようになってからである。 繊維の方向をうまく組み合わせた複合材料で主翼を作れば、主翼に荷重がかかった際にも、 迎え角が増加するのではなくかえって減少するように、主翼のねじり特性を変える事が出来る。 装備するエンジンはMiG-31が使用しているD-30F6だが、 これは次期戦闘機用に開発されている新型エンジンAL-41がまだ入手できない為、 暫定的に搭載されたものである。AL-41は推力20t級との事で、 それを装備した場合S37の推力重量比は最大離陸重量でも1.2近くになる。 S37の空気取り入れ口はSu-27シリーズと異なって固定式で、最大速度はSu27を下回ると推測されるが、 機動性には勝るに違いない。なお、S37はステルス性への配慮があると言われているが、 F22のようなレベルのものではなく、前進翼もスリー・サーフェイス形態もステルス性とは何の関係も無い。 |
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