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SU35

全幅:14.70m
全長:21.10m(ピトー管を含む)
全高:6.32m
自重:18,400kg
最大速度:M2.35
戦闘行動半径:1500km
乗員:1名



「鶴」の異名をとる新鋭戦闘機

 Su35はSu27を原型に能力を向上した機体である。原型であるSu27は、F15、F16、 F14に対抗するべく1970年代から開発された大型戦闘機だ。機体の形態はMiG29に良く似ている。 これは両機の設計局が設計・開発を進める上で、 共に中央流体力学研究所による新世代戦闘機の形態コンセプトを基にしている為だ。 MiG29が前線用の制空戦闘機だったのに対して、Su27は長距離の制空・防空戦闘機を狙い、 なおかつ前述のライバル戦闘機を上回る性能を追求した為、全長約22m、総重量30t近い大型戦闘機になった。
これの改造機は、F15改造機などによって打ち立てられた27もの世界記録を打ち破り、 航空ショー等では西側の戦闘機には真似の出来ない機動性を演じてみせた。 特に急激な機首上げで90度以上の大迎え角をとって急減速し、 その直後に水平飛行に移る「コブラ」という空中戦技は有名だ。
エンジンは推力12.5tと言うハイパワーなAL-31Fを2基装備し、最大速度マッハ2.35を誇る。 この出力の余裕と優れた機体形状があいまって、F15を上回る驚くべき機動性が実現されている。 また機内燃料搭載量は9.4tにも及び、航続距離は4,000kmにも達する。このため初期型の機体には、 空中受油装置や燃料増槽タンクの搭載も想定されていなかったほどだ。
本機の整備や修理は極めて容易で、戦闘損傷に対する許容度もかなり高い。 また火災発生の危険性が高い油圧システムに代わって、 可能な限りガス圧システムが採用されている事も特徴の一つである。 これらの要素からSu27は非常に撃たれ強い戦闘機となっている。
Su27のレーダー火器管制装置はMiG29のものと同系列だが、アンテナ直径と出力が増大されている。 ただし信号処理能力は貧弱で、一度に交戦できるターゲットの数は1機に限られている。 コクピット内部には前時代的なアナログ計器が多数使われている。またシステムとアビオニクスの統合性も弱く、 操縦やシステムの管理が難しくて気を抜く間が無い為、パイロットの状況認識能力の低下を招いている。 しかしこれらの弱点はSu35において解決される事になる。 Su35のレーダー火器管制装置は多目標同時攻撃能力を持つ新型になり、コクピットにもCRTディスプレイが導入されて、 アビオニクスの分野でもようやく西側の水準に追いついた。外形もストレーキを左右に拡張してカナードを追加しており、 機体のかなりの部分がカーボンファイバーとアルミ・リチウム合金に変更されている。 エンジンも更に強力な推力13t級のAL-35Fに換装された。 また空対地ミサイルや誘導爆弾の搭載が可能となり本格的な多目的戦闘機となっており、 Su35は航続距離、空中戦能力・対地攻撃力の全てがSu27より向上した機体として生まれ変わった。






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